元々アウトドアや旅行が好きだったというご夫婦も、赤ちゃんが産まれるとしばらくの間はキャンプや旅行といった、遠出が難しくなりお出かけのハードルが高くなります。
しかし、そんな忙しい毎日が続くと、少しでも非日常的なことをしたくなりますよね。非日常的なことをしたいのと、将来子供と一緒にキャンプに行くことを夢見て、我が家では息子が生後約10~11ヶ月のときに手始めにと初めて温泉へ家族旅行に行きました。
その経験から、赤ちゃんと一緒にキャンプや旅行といった“”旅に行く上で“必要な物や注意点・確認事項”をまとめてみました。
是非、これから“初めて赤ちゃんと旅に行く”というような方が居られれば参考にしてもらえたらと思います。
この記事を読むと
- キャンプ・旅行に必要な物がわかる
- キャンプ・旅行での注意点・確認事項について理解できる
- 泊まりの際の事前準備ができるようになる
キャンプ・旅行に必要な物
①ベビーフード
②水(赤ちゃんが飲む用)
③おもちゃ
④布団・枕
⑤病院セット
①ベビーフード
赤ちゃんが食べるご飯が必要です。食べ物アレルギーがある子や、もしくはそれがわからない子は事前に食べられる物を確認した上で用意しておく必要があります。
我が家は市販のベビーフードや普段から食べているパンなど、食べても大丈夫とわかっている物を用意しておきました。
旅先でアレルギーが出てしまったり、体調不良になると最寄りの小児科病院がどこにあるのかもわかりませんし、対応してもらえるかとわかりません。
ですので食べ物は事前に食べれるものを用意しておく必要があります。
②ミルク・飲料水(赤ちゃんが飲む用)
ベビーフードと同様で赤ちゃんが飲めミルクや水やお茶を用意しておきましょう。
こちらも普段と異なるミルク・ベビーフードや、おやつなど足りなくなって赤ちゃんが不機嫌にならないように余る程度に多めに持っていくことをオススメします。
先程のベビーフードと同様で事前に口に合うのか確認しておきましょう。案外、気に入らないミルクや水、お茶があったりします。
生後しばらくすると我が子は急に水を飲んでくれなくなりました。
旅行中に合わないとなったら機嫌を含め、なかなかツラい旅行になるかもしれません…
③おもちゃ
旅先で遊べるおもちゃを用意しておきましょう。赤ちゃんにとっても見知らぬ環境に行くことは、おそらく何らかのストレスになっているように思います。
我が子も初めて旅行に行ったときは、その日の夜は、凄く睡眠が浅い状態であり何度も目を覚ましていました。
そんな中、赤ちゃんが落ち着いてヒマをもて遊べるように、日頃遊んでいるおもちゃを用意しておく方が良いと思います。
逆に、日頃見かけない初めてのおもちゃでも赤ちゃんが興味をそそられることもあると思うので、いくつか赤ちゃんにとっての楽しみを用意しておきましょう。
赤ちゃんにとってキャンプや旅行がまだ楽しいものという認識ではないかもしれません。赤ちゃんにとっての楽しみも用意してあげる必要があるかもしれませんね。
④布団(必要な場合)
最近では色んな宿泊施設で子供用の布団を用意してもらえるようになっています。
ですが、お布団を用意してもらうだけで子供分の費用が掛かったりします。
また寝具が変わる(枕や敷布団のクッション性など)と寝付きが浅くなる子も多いのではないかと思います。
子供が小さい頃はお布団も比較的小さいと思いますので我が家では自宅からいつもの布団(お昼寝用)を持ち込みました。
絶対必要な物ではありませんが、いつもの布団や枕を好む赤ちゃんにとっては事前に用意しておく方が大人にとっても良いと思いました。
当然ですが、キャンプでは全て個人で準備する必要があります。枕や布団など赤ちゃんが落ち着きやすい環境を整えてあげましょう。
⑤病院セット
これは可能な限り使用したくありませんが、楽しい旅行の最中に熱が出たり転けてケガをするなどといったことも、十分想定されます。
急に病院に駆け込むということもありますので、念のために一時的な処置セットやお薬手帳、病院受診が出来る用意は持っておいた方がいいと思います。
旅先を自宅から近い場所に設定するというのも方法の一つかもしれません。
キャンプ・旅行での注意点・確認事項
温泉・部屋風呂
赤ちゃんと初めて行く旅行に温泉を選ぶ方も多いのではないでしょうか。我が家も初めての旅行に温泉旅行を選びました。
その宿選びとして、大浴場で慣れていない親(大人)が一人で赤ちゃんをお風呂に入れるのは慣れるまで至難の技と思っています。
我が家が初めて旅行に行った際には、貸し切りの温泉を予約しておきました。
また温泉が赤ちゃんの肌に合わないこともあるかもしれませんし、予約の時間通りに赤ちゃんをお風呂に入れることが難しい場面もあるかもしれないので、部屋にお風呂もしくはシャワーが設置されているか?も事前に確認しておきました。
やはり、自宅とは異なり親にとっても普段と違う環境でお風呂を入れるのは難しいので、少しでも周りの目を気にせず赤ちゃんをお風呂に入れてあげたいですね。
ご飯のスタイル
我が家の初めての旅行では夕食は部屋食にしました。赤ちゃんが伝い歩きができる時期(生後11ヶ月程度)に行ったので一人で歩き回るということができません。
バイキング形式の食事は多くの場合、テーブル食であり大人が食事をしている際に赤ちゃんはひたすら親に抱かれている状況、もしくは子供用の椅子に長々と座らされているのは可愛そうと思い、部屋食にしました。
部屋食はたいてい床のテーブルで食べることが多く、その間赤ちゃんも自由にハイハイしておもちゃで遊んでいることができました。部屋食のデメリットとしては、部屋食はテーブルの上で着火剤を使用したお鍋や焼き物のメニューがあることが多く、誤って赤ちゃんが触ってしまう可能性があります。
ですので、大人が交代交代で食事をしたり、ひたすら赤ちゃんに気に留めておく必要はあります。いずれにしても初めての旅行、特に赤ちゃんが小さい間は大人がゆっくりと食事を楽しめることはなさそうです。
バイキングでは周りのお客さんの目も気になると思いますので、個人的には最初は部屋食で、せめて周りの目が気にならない環境で食事を摂るほうが良いのではないかと思っています。
ベッド?床?
旅行の場合は、寝床の環境は赤ちゃんが居る時期は事前に確認しておく必要があります。我が子の場合は寝ている間に、物凄く寝返りやもはや移動をしています。
旅行先にはベッドに柵はありません。ですので、旅先では赤ちゃんの寝相が落ち着くまでは床にお布団を敷いて寝れるお部屋を選びましょう。
旅先でしかも夜中に赤ちゃんがベッドから落ちて怪我をするなんて、最悪の状況としか言いようがありません。こちらも事前に確認しておきましょう。
キャンプではあまりベッドで寝るということは少ないと思います。多くの場合はエアマットなどを敷いて寝ることになると思います。
チェックアウトの時間
初めての旅行では、今まで大人の身支度だけでよかったのですが、もちろん赤ちゃんの身支度も必要になります。
ですので、今までの感覚で朝起床して身支度をしてというようにすると必ずチェックアウトの時間から大幅に遅れてしまいます。
もちろん早めに動き出せば良いのですが、11時チェックアウトなど少しでも遅い時間にする方が、大人にとって少しでもゆっくりできるのではないかと思います。
せっかくの旅行ですので、日頃の多忙に追われている毎日から少しでも開放される為にも我が家ではチェックアウトの時間の確認は必須事項となっています。
キャンプであれば、テントサイトの撤収が必要になります。今までは夫婦ふたりの力で撤収出来ていたかもしれませんが、小さい子供が居ると一人は子供と一緒にいる必要があります。
結果的に撤収はほとんどの場合、大人一人で行うことになると思いますので、計画的に撤収を開始する必要があります。チェックアウトの時間は常に気をつけておく必要があります。
移動時間及び休憩場所
ここまでは旅先の条件について述べてきましたが、宿や目的地までの移動時間や休憩場所は事前に確認しておきましょう。
大人はお腹が空いても我慢できますが赤ちゃんは無理です。明らかに期限が悪くなります。また途中でオムツを変える必要もあります。
車移動中、赤ちゃんはチャイルドシートに座らされて拘束されている状況なので、少しでも移動時間は短い方が良いと思います。
また赤ちゃんの食事の時間やオムツを変えるタイミングも事前に確認しておきましょう。
たいてい予定より遅れることが多いので、一日の予定は空きがあるくらいがちょうど良いと思います。
初めての旅行の感想
赤ちゃんとの初めての旅行に行ったときの感想です。旅行に行って「ゆっくりしたい」という目的は早々に諦めてください。笑
ゆっくりしたいのであれば、少しでも慣れた環境の時間の方が良いです。赤ちゃんも初めての経験ですの、ソワソワしていますし夜間の寝付きは非常に悪かったです。
赤ちゃんが産まれて家族が増えたことで思い出作りとして旅行に行くというように、ゆっくりしたいということ以外の目的を持つのが懸命かと思います。
正直、初めての旅行は非常に疲れました。しかし、子供と一緒に温泉旅行にもずっと行きたいと思っていたのでその夢が叶ったことにすごく満足しています。
まとめ
赤ちゃんと旅行に行く上での注意点や確認事項など我が家が経験したことを記載しました。
旅に最低限の準備は必要です。準備万端でも旅先でのトラブルは当たり前、それも含めて思い出と割り切ってファミリーキャンプ・家族旅行を楽しんできてください。
また子供が大きくなったら、そのときも記事にしたいと思います。今回は我が子が1歳を迎える前の頃の旅でした。